「~まで」の “by” と “until”の違い、そして“till” と “before”
英語には似たような意味の単語があるので、どの単語を使えばいいのか迷うこともよくあります。
英語覚えるには日本語に訳さないでイメージで覚えましょう!とよく言われますが、この“by” と “until”の使い分けはまさにイメージで使い分けるのがいいと思います。
これに関連している“till” と “before”もみていきましょう!
“by”のイメージ
by のイメージは、ある時点までのピンポイントの「まで」になります。
I will be here by 7 pm.
7時までにここにいますね。
⇒ 7時までのどこかピンポイントの時間にここに来ているというイメージですね。
Could you call her by tomorrow?
明日までに彼女に電話してね。
⇒ 明日になるまでのどこかで電話をしてというイメージ。
I have to finish my homework by Monday.
月曜日までに宿題終わらせなきゃ。
⇒ 月曜日までのどこかで宿題を終わらせるイメージ。
“until”のイメージ
until のイメージは、その時点まで続いている「まで」になります。
I will be here until 7 pm.
7時までここにいますね。
⇒ 何時からかはわからないですが、7時までずっとそこにいるというイメージですよね。
I don’t have my car until July 4th.
7月4日まで車がないの。
⇒ 今もないですが、7月4日まで車がずっとないイメージ。
He won’t be back until the end of August.
8月末まで帰ってこないよ。
⇒ 8月末まではずっと帰ってこないイメージですね。
比べてみるとわかるように・・・
by も until も「~まで」と思って日本語に訳している方も多いのですが、実際は
by は「~までに」
until は「~まで」
となっているのです。
「~までに」というピンポイントのイメージの by
「~まで」というその時点まで続いているイメージの until
で使い分けていきましょう!
by と before
by と before は、イメージとしては同じで、ある時点までのピンポイントになりますが、
before の方がある時点より、もっと前のイメージです。
Can you bring it before 7 pm?
Can you bring it by 7 pm?
どちらの文章も7時までに持ってきてくれる?という意味ですが、
before の方が、7時よりもっと前に持ってきてほしいイメージです。
until と till
until と till は全く同じイメージで、その時点まで続いているイメージです。
I won’t leave school until the students come back.
I won’t leave school till the students come back.
どちらも生徒さんが帰ってくるまでスクールにいますという意味ですが、
どちらかというと、till の方が口語的になります。
英会話を習っていると、こういう時はこの言い方なんだと自然とイメージもついてきますので、楽しみながら続けていきましょう!