forget to と forget -ing の違いはこれ!
forget 不定詞で「~することを忘れる」、forget 動名詞で「~したことを忘れる」になります。
英会話では、不定詞や動名詞などの言葉自体がわからなくても、英語で会話はできるのですが、この不定詞と動名詞のイメージが理解できていれば、forget to と forget -ing の意味も理解しやすいので、しっかり違いをおさえていきましょう!
まずは不定詞と動名詞
不定詞(to 動詞の原形)と動名詞(動詞の原形+ing)は、基本的には「~すること」「~するため」と訳していきます。
I like to watch TV. 不定詞
I like watching TV. 動名詞
どちらも、テレビを見るのが好きという意味ですね。
では違いはというと、
不定詞は、これから先の事、未来、未完了のイメージです。
動名詞は、すでにしている事、過去、完了しているイメージです。
このイメージをもって、forget to と forget -ing をみてみましょう。
forget to ~することを忘れる
I forget to call her.
電話をすることを忘れる。
電話をしなければいけないのに、電話をすること(先の事のイメージ)忘れるという意味で、電話をしていない状況です。
forget -ing ~した事を忘れる
I forget calling her.
電話したことを忘れる。
電話をしたこと自体(すでにしているイメージ)を忘れるという意味になり、実際は電話はしている状況です。
このようなイメージをもって他の単語でも使い分けていきましょう。
stop to ~ と stop -ing
I stopped to read the book.
本を読むために立ち止まった。
これから本を読むため(これから先のイメージ)に立ち止まったので、まだ読んでいない状況です。
I stopped reading the book.
本を読むのを止めた。
本を読んでいるのを(すでにしているイメージ)止めるので、読んでいる状況です。
remember to~ と remember -ing
Do you remember to meet her?
彼女に会うのを覚えてる?
これから会う予定なのを覚えているか?という意味ですね。(未来のイメージ)
Do you remember meeting her?
彼女に会ったの覚えてる?
前に会ったことを覚えてますか?という意味ですね。(過去のイメージ)
不定詞や動名詞という言葉は英会話には必要ないので、しっかりイメージを持って使い分けていきましょう!