初心者の方 will と be going to はこうやって使いわけよう
中学校の授業では、"未来"を表す時は、will (~するつもりです)と最初に習い、その後 be going to でも"未来"を表せると習うのですが、では違いは何でしょうか?
この違いを覚えていない方は多いのではないでしょうか?
will と be going to どちらを使っても会話の中では意味が通じますが、しっかり使い分けてネイティブが使っている英語に少しでも近づきましょう。
ちょっとしたイメージを持つことで使い分けができますので、ポイントだけ押さえていきましょう。
will を使った未来
未来のことを表す表現「~するつもりです」「~するでしょう」は「will + 動詞の原形」の形を使います。
I will visit America next summer.(夏にアメリカに行くつもりです。)
I will be busy tomorrow. (明日忙しくなるでしょう。)
* am, is, are の原形は be になります。
主語が三人称単数だとしても「will + 動詞の原形」のままです。
○ She will play tennis tomorrow.
× She wills play tennis tomorrow. (wills にはなりません。)
× She will plays tennis tomorrow. (plays にはなりません。)
短縮形
主語とwill はよく短縮して使われます。
I will → I’ll 読み方は アイル
I’ll help you.
We will → We’ll 読み方は ウィール
We’ll buy them.
She will → She’ll 読み方は シール
She’ll come here.
be going to を使った未来
be going to でも「するつもりです。」「する予定です」と未来を表すことができます。
これも動詞の原形が後に続くので、「be going to +動詞の原形 」の形になりますが、be は、主語によってam, is, are に変わります。
I am going to go shopping tomorrow. (明日買い物に行くつもりです。)
She is going to move to Kyoto. (京都に引っ越しするつもりです。)
They are going to help us next week. (来週、彼らは手伝ってくれる予定です。)
短縮形
会話の中では、going to を gonna ガナと言ったりもします。
I’m gonna do it.
She’s gonna talk to you.
My mother is gonna bring my passport.
あくまでも口語として覚えてくださいね。
書くときはしっかり going to と書きましょう!
2つの違い
まずは、この違いを理解しましょう。
『will』は、その場で決めた「未来」のこと表します。
『be going to 』は、すでに決まっている「未来」のことを表します。
T: Are you coming the party tonight? (今日のパーティー行く?)
S: Tonight? What time? (今日?何時なの?)
T: 7 pm. (7時だよ)
S: Oh, okay. I will see you there.(わかった。じゃあ、あとでね。)
パーティーの事は知らなく、その場で決めたため、will で答えていますね。
T: Are you coming the party tonight? (今日のパーティー行く?)
S: Yes. I am going to see you there. (行くよ。あとでね。)
パーティーに行くのは決まっていたので、be going to で答えています。
その場で決めたか、すでに決まっていたかの違いです。
もう一つよく使われる例文をあげると、
Would you like to go to dinner at Denny’s tonight?
デニーズでご飯いかない?
と友達に誘われた時、
Oh, sounds good. I will go there.
いいね~。行くよ!
その場で、決めた未来の事なので、will になります。
その後、家に帰ってお母さんに
I don’t need dinner tonight.
I am going to go to Denny’s with my friend.
今日、夕食いらないや。友達とデニーズ行ってくる。
何気ない会話の中でも、will と be going to を使い分けています。
意志の強弱で使い分け
天気の時によく使われる言い方で
It will snow next week.
It is going to snow tomorrow.
どちらも雪が降るだろうという予想です。
違いは、天気予報などをみて確信がある予想の場合の will
経験から等の予想の場合は be going to
will の方が強いイメージです。
I will finish my homework by 10pm.
I am going to finish my homework by 10pm.
この二つを比べてみても、will を使った方がより強い意志で、10時までに宿題を終わらせる予定だと言えます。
否定文(~しないでしょう、~しないつもりです)
will not (won’t) +動詞の原形
will の否定文は、will の後に否定の not を付けるだけで、「will not+動詞の原形」になります。
will と not を短縮すると、won’t になります。
want の発音に似ていますが、少し違って【wount】になります。
I will not study English this week.
今週は英語の勉強をしないつもりです。
She won’t eat raw fish.
彼女は刺身を食べないでしょう。
be動詞+not+going to+動詞の原形
be動詞の否定文と同様でbe動詞の後にnot を入れるだけで、あとはそのままになり「be動詞+not+going to+動詞の原形」になります。
I am not going to be busy tomorrow.
明日は忙しくないでしょう。
She isn’t going to get here by 5.
彼女は5時までにここに着かないでしょう。
疑問文(~するでしょうか?、~するつもりですか?)
will +主語+動詞の原形
will の疑問文は「will +主語+動詞の原形」になります。
Will you have class next week?
来週クラスをしますか?(するつもりですか?)
Will she join the party next time?
次回、彼女はパーティーに来ますか?
答え方は、will で質問されたら、will で答えましょう。
Yes, I will. / Yes, she will.
No, I will not.(won’t) / No, she won’t.(will not)
疑問詞(What, Where, When…)のある疑問文でも、疑問詞が前に来るだけで同じです。
When will you go to Disneyland?
ディズニーランドにいつ行くつもりですか?
Where will she go for her birthday?
彼女は誕生日にどこに行くの?
be動詞+主語+going to+動詞の原形
be going to の疑問文は、be動詞の疑問文と同じで、be動詞を主語の前に持ってきて「be動詞+主語+going to+動詞の原形」になります。
Are you going to go skiing tomorrow?
明日、スキーに行くつもりですか?
Is she going to eat Sushi tonight?
彼女は今夜お寿司を食べるつもりですか?
答え方は、be動詞で聞かれたら、be動詞で答えましょう。
Yes, I am. / Yes, she is.
No, I’m not. / No, she isn’t.
疑問詞のある疑問文でも、疑問詞が前に来るだけで同じです。
What are you going to eat for lunch?
ランチは何食べますか?
When is she going to clime Mt. Fuji?
彼女はいつ富士山登るつもりなの?
最後に
どうでしたか?
will と be going to の違いは理解できましたか?
頭の中で理解ができれば、あとは実践あるのみです。
英語を話す時に、毎回
その場で決めた「未来」だから『will』
すでに決まっている「未来」だから『be going to 』
なんて考えながら話す方はいないですからね。
話していく、使っていくうちに感覚で使い分けられていきます。
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