could の使い方 完全攻略!
Can の過去形以外の
『Could』を完全攻略!!
could と言えば、誰もがまず can の過去形と思うと思います。
中学校で「 can ~することできる」と 「 could ~することができた」と習うのですが、実際の会話ではそれ以外の意味で使うことが多かったりします。
英会話レッスンをうけていると、It could be・・・などよく耳にする言い方もあると思います。
could の意味、使い方を日本語で理解して、例文をみながら使えるようになっていきましょう。
could を現在の事・未来の事として使いこなせれば、一歩ネイティブに近づきますよ!
1から順番に理解していきましょう!
お願い・依頼のcould
could は、can の過去形と習いますが、一番 could が使われているのは、お願い、依頼の時の could かもしれません。
Can you ~ ? ~することができる? を少し丁寧に言うと Could you~? になります。
Can you open the door? ドアを開けてくれる?
丁寧に言うと
Could you open the door? ドアを開けてくれませんか?
Can you pick me up ? 迎えに来てくれる?
Could you pick me up ? 迎えに来てくれますか?
could you ~? の方が丁寧ですが、敬語ではないので友達同士でも使います!
can の過去形のcould
could と was/were able to
can の過去形は、could と was/were able to に分けられます。
どちらとも「~することができた」と能力があるということですが、
could は、1、「~する能力があった」けど、実際したかどうかはわからない時、
2、過去の一定期間能力的にできた時
was/were able to は、1、「~する能力があった」そして、実際にした時
2、1回だけ能力的にできた時
例文で比べてみましょう。
I could swim across the river when I was young.
若かった時、川を泳いで渡ることができた。
(実際渡ったかどうかはわからないが、若い時は泳いで渡る能力があった)
I was able to swim across the river.
川を泳いで渡ることができた。
(1回だけ能力的にできた時、実際に泳いだ時)
My father lived in America, so he could speak English well.
父はアメリカに住んでいたので、英語が話すことができた。
(過去の一定期間、英語が話す能力があった時)
She studied hard, so she was able to pass the exam.
一生懸命勉強したから、試験に合格することができた。
(1回だけ能力的にできた時、実際合格した時)
否定の時は
否定の時は簡単で、conld not (couldn’t) と、was/were not able to どちらでも使えます。
I couldn’t find my key. 鍵が見つけることができなかった。
She wasn’t able to play tennis well. 上手にテニスをすることができなかった。
気にしなくて、どちらでも使えますが、否定の時は couldn’t の方がよく使われています。(簡単で言いやすいので)
推量・可能性のcould
ネイティブがよく使う could に、この推量の could があります。
意味は、「たぶん~だろう」「~かもしれない」
The story could be true.
その話はたぶん本当だろう。
The weather is nice right now, but it could change.
今は天気はいいけど、変わるかもしれない。
あれ?と思った方もいるかもしれません。
これは、may や might と同じじゃないの?と。
この could は may/might とほぼ同じですが、確率・可能性が could の方が低いです。
It change 変わります
It must change 変わるにちがいない
It will change 変わるでしょう
It might change 変わるかもしれない
It could change たぶん変わるだろう
このようにcould は確率・可能性が低い時に使えます。
I’m so tired, so I could sleep for a week.
すごく疲れているから、1週間寝れるだろう。
1週間寝れる可能性はすごく低いですよね。
仮定法のcould
まず、仮定法とは何かというと、書いてある通り、仮定の事です。事実ではない事です!
If I were rich, I could go travel around the world.
もしお金持ちだったら、世界中回れたのに。
お金持ちでもないし、世界中回れてもいないという事実ではない事。
If you had taken the medicine, you could have recovered soon.
もし薬を飲んでたら、すぐに治ったのに。
薬も飲んでないし、すぐに治ってもいないという事実ではない事。
I wish I could speak English better.
もっと英語が上手に話せたらな~。
英語が上手に話せていないという事実ではない事。
仮定法の中でも、仮定法過去、仮定法過去完了、願望などいろいろありますが、can の過去形としてではない could をよく使います。
現在・未来のcould と 過去のcould have+過去分詞
☆could が can の過去形という事は忘れて考えましょう!
上でやったように、現在・未来の可能性を表す時の could
意味は、「たぶん~だろう」「~かもしれない」
You could stay with Kelly when you are in America.
アメリカにいる時、ケリーのところに泊まれるかもしれない。
それに対して、
過去の可能性は、could have +過去分詞 で
意味は、「~できたのに」「~していたかもしれない」
You could have stayed with Kelly when you were in America.
アメリカにいた時、ケリーのところに泊まれたのに。
短縮形
I could have を短縮させると
I could’ve になります。
発音は、アイ クダヴ になります。
ネイティブが発音すると、クダ しか聞こえなく
I coulda と思う方も多いと思います。(笑)
could の好きな言葉
could を使ったイディオムもいろいろありますが、
一番のお気に入りは
I couldn’t be happier.
「私はより幸せになる事ができない。」ということは、
「最高に幸せ」になります!
使ってみましょう~!
最後に
どうでしたか?
can の過去形の could として使う事よりも、それ以外で使うcould の方が多いですよね。
日常会話でも could はよく使いますので、現在・未来の事に対しての could を使いこなせるようになっていきましょう!
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