横田基地内に自分の車で入る方へ
横田基地内は基本的にアメリカです。
簡単に言えばアメリカの小さな町が日本にある感じになります。
そのため、横田基地内に住んでいるアメリカ人の方達は、基本的に基地内で用が足せ、学校から病院、スーパーマーケットからコンビニ、映画館からボーリング場、郵便局まで何でもそろっています。
もちろん、食材や品物もアメリカから持ってきているため、アメリカで買い物をしている感覚になります。
横田基地内はアメリカ空軍ということもあり、飛行機が離着陸するための滑走路があります。
そのため基地内の移動は車がメインになります。
横田基地で車を運転するには、いくつかおさえておきたいルールがありますので、紹介します。
必要書類は
横田基地に入る際は、1day pass(1日許可証)が必要になります。
スポンサー(当スクールでは先生)と一緒に基地に入り、身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカードのいずれか一つ)を提示して、許可証を発行してもらいます。
車で入る際も同様で 1day passは必要になるのですが、その他に車用の許可証も必要になります。
必要書類は、運転免許証、車検証、自賠責保険証が必要になります。
たいてい車のダッシュボードに入っていると思うので、心配ないと思います。
基本的な交通ルール
横田基地で走っている車は、ほとんどが日本車になっています。
みんな日本車に乗ってて、移動ごとに次のオーナーへと渡っていくので、この車は○○先生が乗っていた車だ!なんてこともよくあります。
右ハンドルの日本車が走っているのもあり、交通ルールも基本的には日本と同じです。
左側通行です。
これは、車が右ハンドルなのもあるかもしれないですが、基地の中ではアメリカと同じ右側通行で走っていて、基地に出た瞬間に日本の左側通行に変えるのは危ないからと聞いたことがあります。ほんとに、その通りですよね。
横田基地の交通ルールでアメリカのルールが適用されている事は、
「赤信号でも車が来ていなければ左折ができる」ということです。
日本人には馴染みのない事なので、赤信号の意味は?と思ってしまいますが、これがアメリカのルールになります。
基地の中を運転していて、赤信号だからとずっと待ていると後ろの車からクラクションを鳴らされることもありますので、覚えておきましょう。
ランドアバウト
もう一つ、日本ではあまり見かけないのが、roundabout(ランドアバウト)という環状交差点です。
交差点の真ん中が円になっていて、4方向から車が入れるのですが、信号機もないため先に入ってもいいのかとドキドキしてしまいますが、
基本は、先に入った順で走っていくようになります。
もし、微妙なタイミングの時は左側が優先になります。日本でも左方優先と言いますので、ここは同じです。
All way stop では
信号機のない交差点は横田基地の中でもあります。
日本では徐行で行ってしまいそうなのですが、必ず一時停止しましょう。
4方向すべて止まらなければいけなくて、交差点に同時くらいに入った場合は、基本ゆずってあげましょう。
後続車がいるのに、何台も譲っていると後ろからクラクションが聞こえるかもしれないですが、ここらへんは日本と同じですね。
School busを見かけたら
横田基地にも幼稚園から小・中学校、そして高校まであります。
スクールバスも走っているのですが、スクールバスは追い越し禁止になっています。
スクールバスが停車して、子供たちが乗降している時でも、決して追い越ないで、後ろで待ってください。
もしも、子供が飛び出してきた時の事を考えて、バスの後方で待機になります。
Railroad crossing では
横田基地にもRailroad crossing と言って踏切があります。
日本では踏切前では、信号機がない限り一時停止をしますが、アメリカでは減速してそのまま通過してもいいようです。
ある先生曰く、アメリカは日本に比べて電車がそんなに走ってないので、踏切もそんなにないとの事です。
横田基地でも同様で、一時停止しなくても徐行で通り抜けて大丈夫です。
くせで、ついつい一時停止してしまうのですが。
シートベルト
日本と同じでシートベルトは必ずしてください。
運転席はもちろん助手席、後部座席も必要です。
また、日本では子供がシートベルトしていなかったり、チャイルドシートに座らせずに抱っこしているのもよく見かけますが、基地内は厳しいので、子供も必ずシートベルトを着用してください。
もしも・・の時は
常に安全運転を心掛けてほしいのですが、もしも事故を起こしてしまった場合は、当スクールの生徒さんはスクールにご連絡ください。
基地の中の事なので、基地内で処理されますが、保険の事もありますので日本の警察にも入ってもらう事になります。
横田基地の中を運転することは、日本で運転するような感覚で難しい事ではないですが、多少違ったルーツがありますので、そこだけは理解をしたうえで、いつも以上に安全運転を心がけていきましょう!
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