暗記が苦手な方も大丈夫!コロケーションで英単語を増やす方法
英語を話すには、英単語は必要ですよね。
英単語だけでもたくさん言えば、意外と英語でコミュニケーションがとれたりします。
ただ、できれば単語を並べて話すよりは、しっかりと文章で話せた方がいいです。
そのために、英単語を覚えるときは、英単語だけで覚えるよりは、その単語が入った文章で覚えるといいです。
これは、私がよくする話ですが、
「熱」は、「fever」と単語だけで覚えてしまった方は、
「今日、私は熱があります。」を英語で言う時に
I fever today.
I am fever today.
I feel fever today.
などと、間違った文章で話してしまう方もいます。
他にも、「Today, fever fever」とfever を連呼してしまう方もいると思います。
これでも通じますが、
「熱がある」時は、
I have a fever.
と覚えてしまえば、正しい文章で話せますよね。
暗記が苦手の方は覚えるのは難しいのですが、
コロケーションを使って新しい英単語を覚えていき、文章で話せるようにしていきましょう。
コロケーションとは?
「単語と単語の結びつき」です。
日本語で例えば、「電話」とよく結びつくのは、「電話をかける」「電話に出る」
「かける」や「でる」という単語になりますよね。
「空」通常どんな言葉と結びつくかと言うと、「青い空」「綺麗な空」のように
「あおい」や「きれいな」と結びつきます。
「ネクタイ」は、「むすぶ」や「しめる」と言いますが、
「スカーフ」は、「むすぶ・しめる」ではなく、「まく」と言いますよね。
このように、通常使われる単語と単語の結びつきが、「コロケーション」と言います。
英語では英語の「Collocation」
日本語を直訳した英語でコロケーションすると、実際使わない言い方になることもあるので、英語は英語のコロケーションで覚えましょう。
dream のコロケーションは、have で
have a dream 「夢をみる」になります。
日本語の「夢を見る」を直訳して、see a dream とは言わないので、英語のコロケーションで覚える必要があります。
dream は他にも、
awake from a dream 夢から覚める
the American dream アメリカンドリーム
a bad dream 悪い夢
などが、dream のコロケーションになります。
コロケーションはどうやって調べる?
例えば、「money」の コロケーションを調べるには、
「money collocation」と検索すれば、たくさん出てきますが、
自分が使う「money」のコロケーションを知る必要があります。
日本語で「お金」のコロケーションは、
「お金を使う」、「お金を払う」などですが、
use money ではなく、spend money となりますので、注意が必要ですね。
test のコロケーションはと言うと、
easy test, speaking test, take a test, などなど、たくさんありますね。
このように、一つの単語とよく結びつく単語を一緒に覚えるのです。
そうすることによって、一つの単語ではなく、もう一つ単語が覚えられたり、フレーズとして覚えられるので、文章で話しやすくなります。
英会話では、まず自分が話したいことが話せるようになればいいので、
コロケーションも自分がよく使うものを覚えていきましょう!