2022年4月21日 / 最終更新日 : 2022年4月21日 jplaguardia 英語について

～してくれた。～してあげる。は英語で何と言えばいい？

日本語では当たり前に使っている「～してくれた」「～してあげる」を英語で言うには何と言えばいいでしょう？

いきなり正解ですが、英語では、特に「～してあげた」「～してくれた」等の決まった言い方はないのです。

普通に伝えるだけで、その意味になっているのです。

よく、「してくれた」は受け身？　え？　なに？　と考えている方もいますが、普通の動詞で大丈夫なのです。

～してくれた

「彼氏が財布を買ってくれたの。」を英語にすると

My boyfriend bought me a wallet.　になります。

bought は、「買った」なのですが、

bought me になることで「買ってくれた」になります。

me がなく、my boyfriend bought a wallet. だと、

当然「彼氏が財布を買った」になりますね。

学校で習う、第○文型でいうと

第４文型が今の My boyfriend bought me a wallet. に対して

第３文型で言うには、for me をつけて

My boyfriend bought a wallet for me. になります。

この bought も「for me 私に」が付くことによって、「買った」から「買ってくれた」に変わります。

for me を入れた方が、「（私に、私のために）～してくれた」と訳しやすい方も多いかもですね。

ただ、アメリカ人は簡単に簡単に話す方が多いので、

My boyfriend bought me a wallet. を使う方が多いような気がします。

他にも「～してくれた」は日常会話でよく使っています。

・英会話の先生がアメリカンフードを作ってくれた。

My English teacher cooked us American food.

My English teacher cooked American food for us.

・お母さんがカップケーキを作ってくれた

My mom made me some cupcake.

My mom made some cupcake for me.

・お兄ちゃんがチケットとってくれた。

My brother got me the ticket.

My brother got the ticket for me.

for me ではなく、 to me を使う動詞もあります。

・お父さんが自転車を直してくれた。

My father fixed me the bike.

My father fixed the bike to me.

・親友が英語を教えてくれた。

My best friend taught me English.

My best friend taught English to me.

「～してくれた」「～してくれる」もよく使います。

She helped me. 助けてくれた。

My dad drive me to the station every day. 毎日駅まで送ってくれる。

My English teacher showed me her family pictures. 写真を見せてくれた。

Tom will explained me the reason. 理由を説明してくれます。

同じパターンになりますので、覚えてみましょう。

～してあげる

「～してあげる」も「～してくれる」と同じで

私はあなたに英語を教えてあげる。

I will teach you English.

She taught me English. 彼女は私に英語を教えてくれた。

に対して

I taught her Japanese. 私は彼女に日本語を教えてあげた。

このように文の組み立てにより、訳し方も変えられるという事です。

I will get it for you. 取ってあげる。

I will show you the recipe. レシピ見せてあげるね。

We cooked Japanese food for my English teacher. 英語の先生に日本食を作ってあげた。